小学校入学までに生活習慣を整える
登校時間に間に合うように朝時間を工夫する
長男が小学校に入学してから、朝の生活がガラリと変わりました。
小学生の朝は早い!
お子様の登校時間をチェックすべく、まずは、近所の小学生の様子を観察したり、先輩ママにヒアリングしたりして、我が子のだいたいの出発時間を確認しておきましょう。
ただ、「友達と一緒に行く!」となって、いきなり出発時間が早くなったり、(小学1年生あるあるで…)クラスで一番に登校したいと言い出して急に早く登校したりと、想定していた時間よりもグッと早まる可能性もあるので、予め親も覚悟をしておく必要があるでしょう。
小学校入学前から、お子様と一緒に、すこしずつ登校時間に間に合うような朝時間を目指していきましょう。
小学校入学前、我が家はこれで朝時間の調整をしました!
早寝・早起きの習慣
小学校入学までに、朝の準備を早くするために、欠かせないのが早寝・早起きの習慣です。
そもそも睡眠時間ってどれくらい必要なの???ということで調べてみました。
米国国立睡眠財団…というところによると、6歳~13歳の理想的な睡眠時間は9~11時間だそうです。
最低でも 9時間睡眠!これは、親の役目として小学校入学からそれ以降も意識しておきたいところです。
それでは、実際に、日本の小学生の睡眠時間はどの程度なのでしょうか?
以下は、総務省統計局の「令和3年社会生活基本調査」の結果です。

総務省統計局「令和3年社会生活基本調査」より作成
小学生と言っても、こちらは10歳以上、つまり小学校5年生、6年生のお子様の平均のデータとなります。
小学校高学年では、すでに睡眠時間が9時間を下回っており、十分な睡眠が足りていない小学生が多いと言えます。
また、この表をご覧いただいて、お子様よりも小学校高学年の方が寝るの早いと感じた方も多いかもしれません。小学校入学前の時点で、22時を越えてから寝ているご家庭は、注意しなければなりません…。
長男が小学校に入学した当初は、緊張からの疲れや日中の活動量の多さから、入学前よりも早く寝ることが多かったです。そのままその時間での習慣が続けばベストなのですが…
夜寝る前にテレビやゲームといった習慣がついているご家庭は、小学校に心も身体も慣れてきたら、そのまま夜更かしのリズムになってしまう危険性があるので、夜〇時以降はテレビ(ゲーム)は禁止といったルールを入学前から作っておくことが必要だと思います。
小学校入学までに学習習慣を身に付ける
毎日少しずつでも机で勉強する習慣を身に付ける
机に向かって勉強する習慣がないお子様にとっては、45分座り続ける授業に最初は戸惑うこともあるでしょう。
毎日少しずつでもいいので、勉強する習慣を身に付けるようにしましょう。
がんプリには、お子様が楽しんで取り組めるような学習プリントを沢山用意しているので、こういったものを活用しながら、家庭学習の習慣を小学校入学前に身に付けていきましょう!

しかし…小学校入学前に毎日勉強を続けていたとしても…
小学校に入学すると、毎日小学校で勉強をしてくるわけで、「もう勉強したくない」と家での勉強がおざなりになってしまう事態に陥る可能性がありますので要注意!実際、長男もそうでした…。でも、「習慣」というのは、すごく有難いもので、親としてもこれまでの習慣が安心材料にもなりましたし、本人(長男)も「習慣」があったから、少しずつでも続けることが出来たのかな…と今は思っています。
「勉強やりたくない!」の乗り越え方は…?


アイテムを活用してみる!


ひらがな・カタカナをスムーズに書けるようにする
欲を言えば…きれいに書けるようになっておきたい…。
で・す・が…まずは、ひらがなやカタカナをスムーズに書けるようになっておく状態にはしておきたいものです。
小学校では、入学してはじめのうちは、連絡帳を自分で書くことはあまりないようで、先生が作ったプリントを配ることで、その日の連絡事項を家に持って帰るようです。
しかし、その後徐々に授業や連絡帳にも自分で書くようになると思うので、字が書けていないと親も解読できません。また、時間がかかってしまって、置いてけぼりになると、心の面で躓いてしまう可能性があります。
ひらがなやカタカナはある程度、スムーズに書けるようにしておきましょう。
ご褒美に謎解きがある!?


カタカナを書いたあとのご褒美のQRコードがおもしろい!?


時計の読み方をマスターする
小学校に上がると、時間割にそって行動をするようになります。
「そろそろ登校しなくちゃ」「次の授業が始まるからそろそろ席につかなくちゃ」といったような、時計を見て、時間を意識して行動できるようにならなければいけません。
先回りして行動できるようにするためにも、また、朝の生活習慣を着実に身に付けるためにも、時計の読み方はマスターするに越したことはありません。
時計の読み方プリントも沢山あります


小学校入学までに通学路のチェックは忘れずに!!
小学校までの通学路のチェックは必須です。
子どもの「不安」を少しでも減らすためにも、「事故や事件」を未然に防ぐためにも、お子様と実際に歩いて確認しておきましょう。
ただ、危険な面ばかりを気にして、お子様に伝えてしまうと、お子様によっては過度に不安になることもあるかもしれないので、その点にも注意してください。
お子様の登下校が心配な方は、soramame
小学校は楽しい!を入学までに伝える
ここまで、小学校入学までにやっておきたい準備をお伝えしました。
が、あれもこれもしなくちゃ!と頑張り過ぎないでください。頑張り過ぎがお子様へのプレッシャーに繋がり、「小学校への恐怖感」に変わってしまうかもしれません。
小学校入学前に、不安だらけだった私に、先輩ママが言ってくれた言葉があります。
子どもって意外とちゃんとやっていくもんだよ。
…実際そうでした!
色んな友達を作って、色んな体験をして自立して楽しい生活を切り開いて行っています。だから、「~~できていない」と不安になって、お子様まで不安にさせるのではなく、自分の小学校の時にアルバムを見せたり、楽しかった行事の話をしたりして、「小学校って楽しいところ」というワクワク感を持たせるのが、小学校の入学準備で一番大事なのかもしれません。