5歳から間に合う?!ということでやっている我が家のゆるゆる英語。
YOUTUBEで耳が慣らしながら、単語や表現を少しずつ、楽しく学んでいけたらいいな…と思い、実は、4月からポピーkidsEnglishを始めました。半年やってみた感想をお伝えします。
ポピーキッズイングリッシュとは?
私は、かれこれ3年以上毎日家庭学習を続けていますが、これは「英才スパルタ教育」で連想される少し冷たいイメージではなく、親子で楽しめる”あったかい家庭学習”でありたいと思っています。
そんな”あったかい家庭学習”が出来る通信教育が…新学社さんのポピーです。過去にポピーについてご紹介していますので、こちらも是非ご覧ください。
そのポピーの英語学習版が、ポピーkids Englishです。
我が家がポピーKidsEnglishを選んだ最大の理由は、これかもしれません。
ポピーさんに対して抱いている絶対的な信頼。実際に、中身もチャラチャラした感じがなく…(どう表現したらいいのかしら…おもちゃやDVDで子どもを惹きつける手法でないというか…)、つくりが丁寧なところがとても気に入っています。
中身はこんな感じです


① ポピペンブック
「ポピペンブック」は毎号約25ページで構成されています。
■ストーリーページ:見開き6ページ
テンテンというキャラクターの日常をお話にした内容を楽しみながら、ストーリーの場面の中で単語や表現に触れることができます。
例えば、10月号5ページ。
衣替えということで季節的な内容であるのに加えて、普段使う洋服を英語で何と表現するか分かるので、日常に即している感じがします。
次男は、テンテンのお父さんが、面白い声で話したり、特徴的な話し方をしたりするのが好きみたいで、1人爆笑しながら何度もポピペンでタッチしています(笑)。
作り手の方や声優の方はそんなこと意図していないと思うんですが…
10月なのでもちろんハロウィーンの内容も。
毎月届くからこそこういった季節的な事がらで英語も学べるのもメリットですね!
写真に出てくる登場人物(動物?!)にタッチすると、セリフを言ってくれます。
ところどころ日本語になるのも、子ども興味を惹きつけてくれます。
※「そのお菓子くれるの~?」と”アン●ンマン”の”カ●オくん”みたいな声でカバが言っていたり…(笑)
■ドリルページ:見開き4ページ+1ページ
ストーリーページ出てきたフレーズや単語の復習です。
これが面白い!子どもが喜ぶような仕掛けが沢山あります。
たとえば、こちらのドリル。
「?」マークをタッチしながらゴールを目指します。
行き止まりにいる強面のおじさんが「ここはとおせねーぜ!」と言ったり、幽霊が「ここは通れませんわよ!」と、なぜかチャキチャキした声で言ったり…(笑)ところどころ出てくる日本語のバランスがいい気がします。
この日本語の絶妙なバランスが、年少~年長には安心感もあってちょうどいいのだと思います。
② おはなしBook
小さい子どもが理解しやすいよう、有名なお話ばかりです。CDやスマホで聞くことが出来ます。
公式HPにサンプルが掲載されていました。
何度も聞くと表現などがいつの間にか耳に入ってくるようです。
我が家のちょっとした工夫
この教材はただ聞くだけでなくて、聞いた後、クイズを出すとより効果があると思います。
結構子ども達の英語力に毎回驚かされます。
例えば「A Wolf is Coming(おおかみがきた!)」だったら…








と、1回のリスニングで内容と英語をリンクさせて英単語を聞き取れているので驚きます!
ズバリ!半年続けて息子は…”英語好き”になったいた!
内容が初歩的な単語やフレーズなので、外国人と喋れるようになった!!…などと言った驚くべき効果があるわけではありません…ただ、ひとつ言えることは、英語が好きになったことです。特に3歳の次男です。ポピーが大好きです。
月の中頃になると「ポピーまだ?」と何度も聞いてきます。
YOUTUBEで見られる「おさるのジョージ」や「しまじろう」も日本語でなく、英語で見たいと言うこともあります。
また、こんなエピソードもありました。
息子達が行っている保育園では週に1度簡単な英語のレッスンがあります。
ある日、年少次男の担任先生に「〇〇くんって英語習っているんですか?」と聞かれました。どうやら英語のレッスンの時に、ひとりだけ自信たっぷりに1から10まで英語で言って英語の先生に褒められたみたい。
それまで私は「英語と次男」を強く結びつけることがなかったので、青天の霹靂!びっくりしました。
私の気が付かないところで、実はしっかりポピーで英語学んでいたんだな…と実感しました。
ポピーキッズイングリッシュのメリット
ここからは、他社さんと比べてのメリットとデメリットについて簡単にまとめていきたいと思います。
メリット①お安い価格設定
子ども向けの英語教材と言えば…ピンキリ…。
ここでは、比較的低価格で英語に触れられる通信教材での価格を比較しました。
ポピーKidsEnglishは、毎月届いて1,680円かなりお安いです。
月額料金 | 教材内容 | |
ポピー Kids English![]() |
1,680円(税込)※ポピペン3,300円 | ポピペンBook、おはなしBook(CDは3か月に1回) ※年に6回程、ポスターやシール、カードゲームなどの付録 |
こどもちゃれんじEnglish![]() |
【会員】1回あたり3,476円〜(税込) 【非会員】1回あたり 4,180円(税込) ※4・5歳向け教材の場合 ※一括払い |
英語玩具、DVD、絵本、 おうちの方向け冊子 |
Rakuten ABCmouse![]() |
【1年プラン】12,800円(税込) 【1ヵ月プラン】1,780円(税込) |
オンライン教材 (ゲーム、デジタルえほん、パズル、音楽、プリント教材など) |


ここからはあくまでも私の個人的な考えです。
英語って、一度お金をかけると…
「こんなに払っているんだから、何としてでもペラペラになってもらわなくちゃ!」という親の期待は膨らんでしまいますよね…
…それが子どもを苦しめる方向に進むのは絶対によくない…
そして、もし、お金をかけてある程度の英語を習得出来たとしても、その状態をキープするために、ある程度のお金をかけ続けなければならない…
また、子どもが歳を重ねるにつれて、幼児の頃とは違って英語に積極的に取り組んでもらえるとも思えなくて、そこは親の労力も必要になってくるのかな…
「英語教室行きたくなーい!」「何で英語で映画見なくちゃいけないの?日本語で見たい!」「恥ずかしくて英語話したくない…」これらを説得する労力のことです…
なので、英語学習にお金をかけるということは、金銭面でも労力でもある程度の親の覚悟が必要な気がします。


メリット②毎月届くから飽きずに続けられる!
毎月、定期的に、届くのはすごくメリットだと感じます。
季節のイベントの内容になっていて、より入り込めるだけではなく、ポピペンブックが23ページなので週に何回かしているだけでも、やっぱり飽きちゃうんですよね…飽きた頃に次の号が届くイメージです。
英語に楽しく、無理なく触れさせるのには十分かも。
ポピーキッズイングリッシュのデメリット
簡単…すぎる?物足りない方もいるかも…
通信教材という特性上、やはり高いレベルはあまり求められません。「基本的な内容を学ばせる」に留まります。
しかし、それでも、小学校英語レベルは習得できると思います。
何より、無理なく楽しめるのが一番!
兄弟での受講に困る
我が家は年長長男と年少次男2人いますが、Level(1)をポピペン1本買って受講しています。
スタート時、迷いました…。
長男はLevel(2)、次男はLevel(1)にしてポピペン2本購入しようと申し込みました…すると、ポピーの支部の方から申込の御礼と確認のお電話をもらった時に…


ポピペンも音が結構大きいので2本だと、二人ともうまく聞けないと思いますよ…。
と、なんとも親切な(そして、商売っ気のない…)アドバイスをもらい、Level(1)からポピペン1本でスタートしました。
息子たちは初級者なので、内容のレベルはちょうどいいのですが、やはり兄弟でポピペン1本となると取り合いになることが多く…結局、長男が譲ってしまい、次男坊がオラオラと取り組んでいる気がします…。
それぞれが集中して取り組むために、時間を分けて(出来るだけ場所も分ける…なぜならネタバレするとお互い楽しく取り組めないから…)、物理的に別々に分けて受講させる方がいいかもしれません。
ちなみに…もし、兄弟で違うLevelを受講していたら…?!気になったので問い合わせてみました。
すると…以下のように回答を頂きました。
Q. ポピーイングリッシュの内容は毎年変わりますか?
といいますのも…兄弟で1講座ずつ(たとえば、Level(1)とLevel(2))を受講し、翌年に下の子がLevel(2)を受講した際、Level(2)は上の子が前の年にやっていた内容と同じなりますか?
A. 前年度と翌年度で内容の変更はございません。不定期で実施する内容改定のタイミングで変更となります。


ポピーキッズイングリッシュが向いている方
以上より私なりにポピーキッズイングリッシュが向ているのは…
ガッツリというより、楽しく英語に触れてほしい方
英語学習への「お金」と「労力」の覚悟がまだ固まっていない方
基本的なフレーズや単語を習得させたい方(小学英語に困らないため)
より上を…となるともっとお金をかけてガッツリとする必要があると思います。
ポピーKidsEnglishと我が家のこれから
最後に、私の意思表示と決意を込めて…
実は…私ポピーKidsEnglishに関しては、あまり積極的に関与していませんでした…。
子ども達が好きにタッチして耳で覚えて、自然に口に出してくれたらいいな…と。
それでも、ある程度の効果が出ているわけなので、次からの半年間はもう少し関わっていきたいと思います。
単語やフレーズを一緒に覚えたり、積極的に口に出したり…。

