促音は「音」と「視覚」で慣れてもらうのがポイント
促音といえば、「つまる」や「音には出さない」と表現されますが、「つまる」など言っても、子どもにはなかなか理解はできないものです。
促音は音と視覚から覚えていきましょう。
ポイントは、書いている文字を見せながら、「つ」の前の文字を大袈裟目に強く読み上げてあげることです。
例えば、「ろけっと」は「ろけっと」、「きって」は「きって」、「さっかー」は「さっかー」…のように。
小さい「つ」を見ながら、音で「つ」を感じてもらうイメージです。促音は、聞いて見てを何度も繰り返していくうちに慣れてくると思います。
まずは、小さい「つ」に慣れるところから。慣れてきたら、正しい場所に小さい「つ」を書けるようになるようにしていきます。
【がんプリ】促音プリント(つまる音に〇をつけよう)
促音プリント①
先ほどのポイントに気を付けながら、まずは、親御さんがプリントを読み上げて、お子さんに小さい「つ」に丸をつけていくのがいいと思います。
プリントに丸を付けたあとは、お子様に読ませてみて下さい。
サッカーボールが飛び出してる!?
このロボットとテニスしたら、どんな球が飛んでくるのかな?!
促音プリント②
促音に丸をつけるプリントです。
加えて、上と下の言葉で同じ仲間になるものを結びます。難しいかもしれないので、声かけをしてあげてください。
パイロットと同じように、お仕事をする人はいるかな?
ラップはほら、キッチンにあるね!同じようにキッチンにあるものはあるかな?
念のため答えはこちらです
促音プリント③
促音にはそろそろ慣れてきたころでしょうか?
普通にドーナッツを読むと「ドーナッツ」と「ド」が大きくなってしまいますが、ここでは促音を分かりやすくするために、「ドーナッツ」と、「ナ」を強調するように読んであげると分かりやすいです。
ここでは、仲間外れを探していきます。答えは、そう「まつぼっくり」、それ以外は食べものですね。
きゃ!ホットドックのおじさんが挟まってるよ!!!
促音プリント④
最後の2つは拗音(小さいやゆよ)です。分からなくても今は、OKです!
きゃ!おじさんがいっぱい!!
納豆の糸上ってる???
【がんプリ】小さい「つ」が付くと変わる言葉
小さい「つ」①
ここでは、小さい「つ」をつけることで、言葉が変化することを学びます。「ねこ→ねっこ」は定番ですね!
「つ」も自分で書くようになっていますが、もし難しければ、読むだけでもOK(親御さんが書いてあげて下さい)。それでも、「つ」は、ひらがなの中でも比較的書きやすいと思うので、「#字まだ書けない」というお子様でも、チャレンジしてみてもいいかもしれません。
このマシーンを通ると不思議なことが起こるらしいよ…!
「つ」書けたね!すごーい!小学生のお兄ちゃんみたい!!
小さい「つ」②
「まっくら」や「とらっく」は実際にどこに「つ」を入れるか、声に出しながら考えて一人で出来たら素晴らしいですね!!
また、ここからは、濁音「゛」や半濁音「°」なども加わってきます。「はっぱ」の「°」を正しい場所に書けるかな?
小さい「つ」①で、お伝えした通り、まだ字が書けないお子さまでも、「つ」や「゛」「°」だけなら、書けるかもしれないので、チャレンジしてみてください。書けたら沢山褒めてあげて下さい
このマシーンを通ると不思議なことが起こるらしいよ…!
「つ」書けたね!すごーい!小学生のお兄ちゃんみたい!!
小さい「つ」③
今回は「
」の記号が入っています。このマーク通ったらどうなるんだと思う?
うーん…
「敵」が「きて」になってるよ…
分かった!反対になるってことだ!
といった感じで、少し難しいですが、記号の意味を自分の力で分かったらすごいですね!
ちなみに、下から2番目は「腹(はら)」です。くれぐれも「デブ」にしないでくださいね…。