本当に漢字の成り立ちって面白い!
この「正」の字。
城(-)に向かって人が進む足跡(止)を表しています。※足跡である「止」を理解するために「歩」や「止」なども見ておくといいと思います。
そして、城や都市に攻めこんで、そこで暮らす人々を支配し、税金ととる。それがゆるぎない「正義」である。これが「正」の成り立ちだそうです。
この成立ちを知って、私が思い出したのはこちらの本。
リンク
こちらのシリーズは有名なのでご存じの方も多いはず!簡単には説明しづらい人間の感情や、倫理観、家族や友だちとの付き合い方などを、非常に分かりやすく書いてくれています。
さて、こちらの本の中に、「正義」について書かれたパートがあります。
「正義の味方はどこにいるの?」
とっても分かりやすい例えで、正義について書いてあるのですが、結論は…
「世界中の誰もが認める『正義の味方』はいないのです。」
正義の味方にとっての「正義」は、その対戦相手から見ると、「悪」になってしまう。
もっと言えば、自分が「正しい」と思ったこことは、誰かの正しさを否定することになってしまう可能性があるわけです。
「正」の成り立ちから、もっともっと深く考えたら、世の中で「正しい」とされていること、自分にとって「正しい」と思っていることに違う角度から疑問を持ってみることも大事なんだな…と感じた次第です。
長くなりましたが、漢字プリントはこちらです。
二)の正午ですが、「午前12時」とも「午後0時」とも表現できますね!補足しておきます。
次のプリント↓
<スポンサーリンク>