
我が家は、お風呂上りに歯磨きをしたらすぐに寝室に向かいます。
寝室では…戦いごっこから始まり、相撲5種(普通の相撲、尻相撲、手押し相撲、腕相撲、指相撲)、飛行機ブーン…
アクロバティック演目が終わったら、絵本を3~4冊読みます。時間にして約20分。これを365日毎日続けています。
ってことは、年間約1500回(冊)?
この甲斐あってか、4歳の息子は絵本が大好きです。
2020年7月追記
長男は6歳になりました。今では、児童書を読みます、いや、読み聞かせています。今でもとにかく本が大好き!最近では、私が読んでいた黒柳徹子さんの「窓ぎわのトットちゃん」を楽しんで聞いてくれました。
本が好きというのは、もしかしたら、今だけのことかもしれません。それでも、こんだけ毎日、本に触れているのは素晴らしいことだと親バカにも思っています。
そして、お兄ちゃんにつられて次男も本をしっかり聞いてくれるようになりました!
心から思います!2歳の時から毎日読み続けていてよかった…!!!
2022年7月追記
長男は8歳になりました。読書好きは、今もなお続いています。もちろん、ゲーム機なんかも時には欲しがりますが、とりあえず、本を沢山買っていたら息子の場合欲求が満たされるのか…
誕生日プレゼントは悩んだ挙句、『青い鳥文庫の「黒魔女さんが通る」シリーズの全巻セット』。
次男坊(年長5歳)も、お兄ちゃんの読んだ本を追うように読んでいます。最近は、サバイバルシリーズなどの学習マンガが多いですが、銭天堂などの小説なども読むようになりました。
我が家の場合、乳児期の読み聞かせが功を奏していると自信を持って言えます!
どうしてわが子が絵本好きになったのかを考えてみました。
その①~毎日決まった時間に読む習慣を早期に確立したから~
先ほどもお伝えした通り、我が家は寝る前に絵本の読み聞かせをしています。
そもそもは、寝かしつけに困っていたから。
長男8か月頃…『入眠儀式』とやらで寝る前に絵本を読み始めました。その頃は、ページを破いたり、聞かずにウロウロしたり…絵本を聞いているとは全く思えない状況がずっと続きました。
それでも、寝かしつけにとりあえず毎日続けていました。
振り返ってみると、寝かしつけ前の絵本という習慣が長男の中でも確立したのは、それからだいぶ先の2歳半頃、次男出産のために実家に里帰りしていた時だと思います。
実家の晩御飯は17時半頃からと少し早めなので、その後お風呂に入ると19時過ぎには寝室に行っていました。
そこで、眠たくなるまで平均30分長いときでは1時間近く絵本の読み聞かせをしていました。
この毎日30分、必ず絵本に触れる時間があったから、絵本が大好きになったのだと自負しています。
ちなみに、次男が生まれてからもその時間は確保出来ています。
というよりも、2人の寝かしつけに関して、絵本の読み聞かせがとても役立ちました。
我が家は平日ほとんどワンオペ育児なので、2人目出産直後から2人同時に寝かしつけをしています。
その方法は、私、次男、長男の順番に川の字になり、次男を添い乳して寝かしつけしながら、腕を伸ばして本を持ち長男に絵本を読むのです。
添い乳も「虫歯が出来る」、「癖がついてしまう」…などよくない意見もありますが、一番大変な時期に添い乳でお互いストレスなく過ごせるのだし、私は添い乳にとても助けられました。
次男も私の声をすぐ横で聞くことができて、きっと安心しながら眠りにつくことが出来たのではないかと思います。
2人同時の寝かしつけに困っているお母さん、一つの方法として是非。
話がそれてしまいましたが、このようにして息子たちは幼少期から就寝前に絵本を読むという習慣があったから、絵本に毎日触れることが出来、自然と絵本好きになったのだと思います。
その②~月に2回は必ず図書館に行っているから~
我が家はよく図書館に行きます。2週間に一度その返却期限が来るのでその都度図書館に行っています。毎回10冊借りてくるので、毎月20冊は新しい本が読めるということになります。
また、本屋さんにもよく行きます。最近の本屋さんってすごいですよね。
とにかく本に触れる機会を増やすようにしています。
また、本に触れるという点で言えば、我が家には絵本がある程度沢山あります。家を建てるときにも、2階には本棚を作ってもらいました。

この中には私の実家から持ってきたものも沢山あります。
その③~いろいろと強制せず、ただ読み聞かせるだけだから~
親としては、絵本の感想を聞くことで内容を理解しているのか確かめたくなります。
また、「●●ちゃんだったらどうする?」と自分だったらどうするか考えさせることで想像力を豊かにさせたいとも思うかもしれません。
私も息子に聞いてしまったことがありますが「聞くのやめて!」と言われました。それ以来、積極的には聞いていません。また、長男が字を読めるようになってから、「自分で読んでごらんよ」と言ったことがありますが、全力で嫌がりました。
絵本の読み聞かせは読んであげるものというのが基礎的な考え方。
息子からのアウトプットをやたらめったら求めると嫌がる傾向が見えたので、絵本の読み聞かせは基本的にはインプットのみと決めています。
それでも、自然とアウトプットはしてくれるもので、
「初めは悲しい顔してたのにね(笑顔になった絵を指さして)」と感情の変化に気が付いたり
「蟻が押し合い圧し合いしているね」
「まさか~~~とは思わなかった」など4歳にしては小難しい言葉をやたら使うと思ったら、それが絵本からだったり…
ただ、絵本の登場人物の気持ちを分かってもらいたい時なんかは、意見を聞くようにしています。待っても出てこないときは、「お母さんはこう思う」と言って分かってほしい部分をそれとなく伝えています。
絵本の読み聞かせで親子の最高のふれあいタイムを…
もちろん時には「もう寝てちょうだいな…」と思うことはあります。
でも、2人の息子とそれぞれ身体のどっかが触れ合いながら、絵本を読む時間は今だけの本当にかけがえのないひとときです。
これからも、続く限りは大事にしていきたいと思います。