皆さんは、増え続けるスマホで撮ったお子様の写真をどのように整理されていますか?
写真の整理をしないままだと…
ストレージがいっぱいになってしまいタイミングの悪い時に写真が撮れなくなったり…
大事な写真データを知らないうちに消去してしまったり…かなり危険な状態です。
逆に、ちゃんと写真の整理をしておけば…、先ほどのような危険な状態は回避できる上に…
子ども達の自己肯定感を上げることが出来ます。
今回は、私がやっている子どもの写真の保存法をお伝えします。”月に一度5分間”、”年に一度3時間”の手間をかけられる方には、是非是非おススメの写真管理方法です。
クラウド管理は月に一度の写真整理でアルバムがパンクしない
私はGoogleフォトを写真管理で使っています。利用されている方も多いと思いますが、スマホと同期するだけで何もせず写真がどんどん溜まってしまっている方も多いのではないでしょうか?
何を隠そう以前の私もそう。Googleフォトが莫大な量の写真になっており、かつ、不要な写真が混在しているという自覚のせいで、いわば「禁足地」になってしまい、Googleフォトに触れることを無意識のうちに避けている状態…。
子どものせっかくのかわいい写真が埋もれてしまう…助けて…
さ!ら!に!
以前は、ストレージ容量(※ストレージ:データを長期間保管しておくための補助記憶装置のこと)が無制限、つまり全ての写真・動画をクラウド保存できていたGoogleフォトですが、2021年6月以降、無料プランで利用できるストレージ容量は15GBまでとなってしまいました。100 GBにするには月額250円かかります(※2023年3月時点)。
し!か!し!
この状況を逆手にとって…「ストレージ容量に制限があるからこそ、厳選されたとびっきりの写真を保存しておく」と、発想の転換をしてみるのです。
どういうことか?の前にGoogleフォトのスマホとの同期についておさらいします。
Googleフォトをスマホと同期している場合は、スマホで撮った写真が自動でGoogleフォトのクラウドにアップされます。そうなると、間違えて撮った写真や同じ構図の写真もすべてGoogleフォトにアップされますね。
そこで、Googleフォトで月に一度、不要な写真を削除します。すると、Googleフォトで厳選された写真のみが残るだけでなく、スマホの写真も削除されるので、スマホ自体の容量も無駄にしません。
毎月の習慣にしておけば忘れませんし、5分もかからないくらい、意外とすぐ終わりますよ。
フォトブックでの保存は愛が伝わり自己肯定感もUP
子どもの写真をリビングに貼ることは、子どもの自己肯定感を高めることに有効に働くということはよく知られた話ですね。我が家でも、沢山子ども達の写真を貼っています。
写真と自己肯定感の関係性については以下の記事もあわせてご覧ください。
しかし、リビングに貼り切れない写真の中にも…「この時頑張ってたな…」と感じられるもの、忘れて欲しくない家族の思い出が詰まった写真など、沢山ありますよね…。子どもの自己肯定感を上げる数々の写真がスマホの中だけなんてもったいない!!!
ということで、私は毎年1年の思い出をフォトブックにまとめています。
そもそもフォトブックを始めたのは、子ども達が生まれた時。「誕生まで」「誕生から3か月」「3日月~6か月」「6か月~9カ月」「9カ月~1歳」など、長男次男でそれぞれフォトブックを作っていました。
フォトブックのいいところは、コメントも一緒に残せるところ。
その時思っていたことを書いてみたり…
ちょっと酔っててイタイ感がありますが(笑)
日常の様子を書いてみたり…
文章を書くのが苦手という方も多いのではないでしょうか…?
でも、愛情をダイレクトに口に出して伝えることの方がもっと難しくないですか?特に男の子の場合、いや、わが子の場合、「大好きだよー!」「かっこいいー!」とか言うと、最近嫌がられるようになってきました。だからこそ、文章が苦手でもそのままの思いを写真と一緒にコメントでフォトブックに残していくのです。「僕は大事に育ててもらったんだな…」と、フォトブックできっと愛情が伝わるはずです。
実際に、わが子達は、このフォトブックをふとしたタイミングで読んでくれています(年に1、2回くらいですが…)。自分が記憶にない頃の思い出や親の思いに触れてくれるのは、フォトブックの醍醐味だと思います。
…余談ですが、先日次男の保育園の卒園式がありました。園児がそれぞれ親に感謝のメッセージを言う際に、次男坊が「ぼくのことをたいせつにそだててくれてありがとう」というメッセージをくれました。母涙…。日頃、私がどんなにおいしいご飯を作っても「88点!」と言う位、絶対に!!素直に褒めてくれない次男からこんな言葉が出るなんて…、いつの間にか愛情を感じてくれていたことに、驚き、そして感動しました。
フォトブックは、写真整理だけではなく、愛情を伝える手段としてもとてもおススメです。
お値段と品質でフォトブックを選ぶなら「フォトレボ」
フォトブックも各社色々あり迷ってしまいます。私は品質で「フォトレボ」を選んでいます。理由は…キレイに印刷されていて、美しい状態で長く読み続けられるからです。「キレイ」と「長く」という観点でフォトレボの特徴を見ていきましょう。
7色印刷でキレイ
通常より色彩の表現が幅広くなりカラーとモノクロが美しく、本来の色に近い色合で印刷されます。純正用紙とインクの組み合わせで美しさが長持ち。なんと、暗所密閉空間で最長300年保管できるそうです。
細かいところまでキレイに印刷されています。
スマホで撮った「動画」をスクリーンショットで画像にしたもの。もともと画質のよくない写真ですが、画質の悪さがあまり目立ちません。
製本会社が作るフォトブックだから耐久性に優れている
フォトレボを運営するダンクセキ株式会社はもとは製本会社なので、製本技術に優れています。フォトブックでも、「製本」という観点って実は重要。フォトレボのほとんどの商品は一般的な製本糊の無線綴じよりページが開きやすいPUR製本を採用してます。見開きのど元まで見ることができます。また、接着力が強く、耐熱性にも優れています。写真の通りとてもしっかりしています。
ちなみに、ダンクセキ株式会社は創業1946年、2010年よりフォトブック事業を行っている歴史のある会社です。さて、歴史なんて、フォトブックに必要か?と思う方もいるかもしれませんが…、、、実は重要です!
フォトブック群雄割拠の戦国時代(!?)…撤退する会社も沢山あるようで…実際、私が以前利用していた会社もフォトブック事業から撤退しました。そうなると、同じサイズ、同じスタイルでアルバムを作っていたのに、変更せざるを得なくなりました。これからフォトブックを作っていこうと思われている方は、歴史や実績という観点も、フォトブック選びのポイントになるかもしれませんね。
高品質なのにお値段がお安い
気になるお値段。フォトブック自体、各企業によってピンキリですし、大きさページ数によっても大きく変わります。フォトレボは高品質なのにお手頃という印象です。
作成するページ数で変わりますが、私の場合、「ハードカバーM」で一年の写真を詰め込んで16~ページなので、3,200円~3,560円位で毎回作っています。
値段の面でもう少しお安いところはあるかもしれません。実際に、私も以前、お安めのフォトブックを利用したことがありました。しかし…
せっかくの写真なのに画質がイマイチだったり…
この写真だと分かりにくいですが、よーく見るとドットが見えます。
折れてしまったり…
お安いので作った時は「安くできてよかったわ。せっかく作るなら、お安いも重要ですが、是非「質」も重視して、フォトブックをお選び下さい 」でOKだったのですが、年月が経過してから後悔することが多いのが実情…
フォトレボでフォトブックを作る時のポイントと注意点
ダウンロード版(こだわり編集ソフト)で作る
フォトレボでは、3つの作り方があります。
- 自由にデザインをしたい人向けのダウンロード版
- 手軽に少し凝ったデザインをしたい人向けのオンライン版(アドバンス編集ツール)
- 簡単にデザインしたい人向けのオンライン版(簡単編集ツール)
私は前利用していたフォトブックの会社も同じような編集ツールだったので、①のダウンロード版で作成しています。ダウンロード版は、編集ソフトをダウンロードしてオフラインで編集するイメージです。難しそうなイメージを持たれるかもしれませんが、意外と簡単です。
ダウンロード版で出来る細かな機能の説明は、こちらからどうぞ。
ただ、この編集ソフト…使っていて使いづらいと思う点が少しあります。
例えば、編集画面が小さい点。テキストの誤字脱字などのチェックをするには編集画面が小さすぎるので、いちいちプレビュー画面に変更してチェックをしなければなりません。
また、コピー&ペーストをすると、毎回左上にペーストされてしまいます。テキストを同じフォント同じサイズに統一するために、何度もコピペしていますが、近くの場所にペーストされたら楽なのに…と毎回感じます。改善してくれるといいな…。
ただ、これらは慣れ。はじめは使いにくいかもしれませんが、1冊出来上がる頃には、慣れてくると思います。
注意点として、「.heic」の画像をフォトレボで使えないということ。「.heic」ですが、高画質のままで画像の容量が軽いのが特徴で、JPEGの半分くらいの容量に抑えられる保存方法なのですが、iPhoneで撮った写真の多くが、この「.heic」という拡張子で保存されます。そのため、「.heic」から「.jpg」に変換する必要があります。画像変換サイト( 検索すると沢山出てきますよ)で簡単に変換できるのですが、手間は手間ですね。
また、先ほど、オフラインで作業とお伝えしましたが、写真データをフォトレボの編集ソフトに取り込んだとしても、それは写真データをどこかのクラウドにアップロードしたわけではありません。私は、その点を勘違いしており、フォトレボに写真を取りこんだあと、ゴミ箱に入れたり、移動したりしてしまったため、せっかく途中まで作っていたのに「写真データが存在しません」というアラート出てしまいました。その点も注意してください。
私は、見開きの2ページを作るのに、だいたい15分位かかります。写真を選ぶ時間なども含めると、1冊仕上げるのに3時間位はかかる感じです。でも、年に1回のことなので、そんなに大変ではありません。むしろ、1年間の家族の出来事や子ども達の成長と向き合える時間なので、幸せな時間とも言えます。そう、作っている時間もとっても楽しいですよ。
表紙はCANVAで作るのがおススメ
フォトブックは是非とも日頃から子ども達の目にとまりやすいリビングなどに飾っておきたいもの。だからこそ、表紙がおしゃれな方がいい!! というわけで、私はフォトブックの表紙をcanvaで作成し、その画像をフォトレボに取り込んで表紙にしています。canvaは、無料で使えるオンラインのグラフィックデザインツールです。
オシャレなテンプレートが沢山あるので、写真を入れ込むだけでおしゃれな画像を作ることが出来ます。
ただ、中には有料のテンプレートもあります。有料のテンプレートは、画像に「網かけの透かし(Canvaの白い文字)」が入っています。
また、有料と気が付かずダウンロードしようとすると、「デザインにプレミアムコンテンツが含まれています」とアラートが出るので、いつの間にかお金がかかるなんてことはありませんので、ご心配なく…
canvaで表紙(表紙だけでなく、もちろん中のページもcanvaで作ることもできます)で作成する際の大きさなのですが…。その前にフォトレボでフォトブックを作成するのに、必要な画像の情報を確認していきましょう。
■ デジカメ、スマホで撮影した画像
・スペック: 最低300万画素以上
・画像のピクセル数 (目安): 2000 x 1500以上 (縦横比は自由)■ スキャナで読み込んだ画像
・解像度: 300dpi前後※上記を満たした画像でも、ソフト上で画像を拡大しすぎた場合、画質が粗くなる場合があります。
※上記の条件を満たしていても、元の写真が暗かったり、白っぽかったりすれば綺麗に印刷されないことがあります。
※上記を満たしていない画像でも、ソフト上で画像を縮小した場合、綺麗に印刷される場合があります。■画像形式
・カラープロファイル sRGB(推奨)/Adobe RGB
・拡張子 jpg(推奨)/png
・推奨画像解像度 300dpi、350dpi(180dpiでも綺麗と感じる方もいます)
・10MB以内
大事なのは解像度です。解像度とは、写真を構成する画素の密度のことをいいますが、多ければ多いほど目の細かい画像と言えます。フォトレボでは、300dpi、350dpiが推奨されています。
あとは、フォトレボで実際に出力される大きさが分かれば必要なcanvaで作成すべき画像の大きさが分かります。例えば、印刷サイズがMサイズ(200mm×200mm)、解像度が300dpiの場合、デジタル画像のサイズは、2362×2362ピクセルでした。「ピクセル dpi 計算」などで検索すると、計算ツールが出てくるので、利用されるフォトブックの大きさで計算してみてください。
デジタル画像のサイズが分かれば、canvaの右上「デザインを作成」から「カスタムサイズ」を選択して、サイズを入力すると、その大きさで画像を作ることが出来ます。
フォトブックで子どもに愛情を伝えよう
我々が子どもだった頃は、フォトブックなどなくて、親世代たちは、カメラで撮影したものをカメラ屋さんで現像し、厳選したものをアルバムにファイリングして保存してくれていましたよね。その手間とお金ってかなりのものだったのではないでしょうか?
今のパパ・ママ世代は忙しいかもしれませんが、私たちがしてもらったことと同じように、手間とお金をかけてわが子達にも愛情をアルバムという形で残してあげたいですよね…。
そして、長く、キレイに家族の思い出を残してあげて下さい♬フォトレボはその点で、とてもおススメです。