漢字力アップの秘訣は親のサポート!?漢字学習のポイント

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小3の長男は漢字が苦手なご様子…。一度では、なかなか覚えられない模様…。

一方、私は漢字が得意です。ふふん♬ 自慢になるほどではないですが、漢検2級も若い時、趣味でとりました。

漢字って「センス」な気がします。子ども達には、少しでもその「センス」のエッセンスを教えたいと思って、日々漢字学習のサポートをしています

今回は、我が家で取り組んでいることや、サポートの具体例などをお伝えします。

お子様の家庭学習に、しっかりサポートが出来そうだよ、という方は是非試してみてください。といっても、そんな重いものではないです。横から、ペラペラしゃべってるだけです(笑)。

目次

小3の家庭での漢字学習教材のご紹介

我が家では中学受験に備えて、国語では、こういった教材に取り組んでいます。※塾にはまだ入っていません



毎日、国語は読解問題と漢字学習を進めています。

ここで出てくる漢字は、「母屋」(息子がずっと「ボヤ」と読んでて、母屋が火事になった絵しか浮かばん…)、「神代」(「かみよ」と読むそう!知らんかった!)など、小学校で習う漢字ではありますが、少し難しめのものが出題されるので、中学受験を見据えて家庭学習をしている方には、とてもいい教材だと思います。

すぐ答えを教えない→自力で答える習慣・センスをつけて欲しい

例えば、次のような問題があるとします。

洋服をしんちょうする。

答えは「新調」ですね!大人はすぐわかっても、子どもは…

わかんない…

でも、ここですぐに答えを教えてはいけません!まず、この文章における「しんちょう」の意味を伝えます。

この文章での「しんちょう」は、「服を新しくする」という意味だよ!

ここまで言うと…

じゃ、「しんちょう」の「しん」は、「新」かぁ…

と、自力で漢字に辿りつくことが出来ます。そして…

じゃ、●●ちゃんの知っている漢字で「ちょう」と読むものって何がある?

スーパーの「超」、あと長いの「長」だけど、あんまり合わない感じがする…

「超」と「長」が「しんちょう」の「ちょう」に合わない感じがする…これこそ、漢字のセンスです。そのことをまず褒めてあげましょう!こういうセンスは、数をこなせばこなすほど身に付いてきますので、”今だけ“そのサポートをしてあげるのが、親御さんの役割です。

すばらしいでは他に「ちょう」がつく言葉を考えてごらん
分からなかったら、「ちょうあ」「ちょうい」「ちょうう」…って「あ」から順番に色々つけてみてごらん。

…「ちょうけ」、「ちょうこ」、「ちょうさ」…!!!「調査の『ちょう』」?

正解!!

テストの際にも「自力」で答えに辿りつく力はとても重要になります。低学年の頃から、このように自力で解く力や自力で解くための小技を身に付けていると強いですね!

漢字の意味はひとつじゃない!意味をちゃんと理解する

先ほどと同じで「新調」を例にあげてみましょう。

調べるっていう字なのに、なんでこの熟語に使われているんだろう?

こうやってお子様から発信があると最高です!ちなみに、我が家は、たいてい私が…

ちょっと待って!「調」の字の意味調べさせて!!!

といって、こちらの漢字辞典を開きます。


「調」には「①しらべる」だけでなく、「②ととのえる」という意味もあります。今回の「新調」は「新しくととのえる」という意味で使われていることが分かりますね。また、この「②ととのえる」という意味を知っていれば、「調和」や「調節」といった単語にも理解が進みます。

このように、漢字辞典を活躍させながら、分からなかった漢字一つひとつを深堀すると漢字センスの下地が出来上がっていくことでしょう。印象にも残りますしね

成り立ちは男子は食いつきやすい?!

今度は、どうしても覚えられない漢字があるとします。「書いて覚えなさい!」ではなくて、成立ちから意識すると覚えやすいです。成立ちを学ぶ際には、是非、こちらがおすすめです。


ひざまづいた人が「酒」を持っているというイメージ。これを親子で一緒にやってみてはいかがでしょうか?

少しでも、記憶に残ればいいんです。沢山書いて覚えるよりは、お子さんも楽しく出来るのではないでしょうか?

…ちなみに…この「配」ですが、息子が覚えられなかった漢字で、その際、一緒にひざまづいてお酒をつぐポーズをしました。

しかーし!!!…数日後…

ぬぁんと…忘れていましたでも…

何を配るんだっけ?

というヒントで彼はピンと来ていました。そんなもんです…。次は、一発で出てくるはず!

【まとめ】一見遠回りでも、答えに辿りつく過程が漢字力アップへの近道かも!

漢字の読み取りや書き取りの答えをすぐ教えて、「覚えて!」というよりも、なぜそういう意味になるのかを考えたり、自分の力で答えに辿りつく努力をしたりしたという過程がある方が、子どもの記憶には残りやすいと思います。何より、子どもにとっては、「か苦(かく)」ですからね…書いて覚えるは苦行です…。

親としては、すぐ答えを教えた方が楽ではありますが、そこはグッと我慢して、お子様の漢字力、センスを磨くチャンスだと思って、いろんな角度から漢字を深堀してみるのが意外と近道になるかもしれませんね。

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