11月から我が家でも読むようになった読売KODOMO新聞。
年長さんでも楽しめる!?
興味持って読んでくれるの!?
私も、過去そう思っていました… 結論から言います…!
親次第で、幼児でも十分に楽しめて、学びが得られます!
なぜ新聞を読んだ方がいいの?
文部科学省「平成28年度全国学力・学習状況調査」 調査結果よりがんプリにて作成
文部科学省実施の学力調査と生活習慣などを尋ねたアンケート結果を分析したところ、新聞を全く読まない生徒とほぼ毎日読んでいる生徒を比べると、テストの正答率が10ポイント近く差が出ています。新聞を読む習慣がある子は学力が高いと言えるのではないでしょうか?
…とは言っても、もしかしたら因果関係が逆で、「学力の高い子どもが新聞を読む傾向にある」というシナリオももちろん考えられます。
しかし…親としては、何だかどちらでもいい気がします。
新聞を読む子は頭がいいし、頭がいい子は新聞を読んでいる!
データからは、それが事実と言えるのです。
① 学力の基本中の基本「読解力」が鍛えられる
② 圧倒的な「語彙力」が自然と身につく
③ 国語だけではく、すべての教科の「教材」になる
④ 中学・高校入試対策に直結している
読売KODOMO新聞の中身大解剖!!
読売KODOMO新聞は全国 総販売部数が、なんと…
197,799 部 !※2020年9月時点
子ども新聞の中では最も売れているようです!!
中身はこんな感じです。※号によって、多少変更があります。
■1ー2面:今週の特集
時事的ニュースというよりは、子ども達が興味を持つような企画系の記事が多いです。
最近の特集記事はこちらです。
政治、社会、科学、歴史などのテーマがバランスよく特集されています。
■3面:ニュース①
時節をふまえたニュースがメインです。子どもでも分かりやすいように説明してくれています。
例えば、11月19日号「アメリカ初の女性副大統領に」のニュースでは、男女差別の歴史について書かれています。「『男は外で仕事をする』『女性は家を守る』考え方」という説明は、男女差別がまだ身近に感じることがない子ども達でも、理解しやすかったです。
■4面:スポーツ
毎回、1種目ずつですが、野球にサッカー、水泳…バラエティーに富んでいます。
■5面:ニュース②
ニュース①程、時事性が高くはない印象のニュースですが、子どもに知ってもらいたいニュースが取り上げられています。
■6面:おしえて!コナン時事ワード
紙面で出てきた重要ワードが4つPickupされて掲載されています。切り取って保存できます!
■7面:週替わり特集
「ど~ぶつ記」(動物や昆虫の写真やその生態など)、「ワクワクWORK」(様々な仕事の特集)、「ならべる図鑑」(小学館の特集)など、週替わりの記事です。
■8面:広告
タイアップ企画です。
■9面:ファッション
小学生女子が喜ぶ内容です。
■10ー11面:特集(なるほど!調査隊)
小学館による特集が2面に渡って掲載されています。
ビジュアルにもかなりこだわっているようで、新聞っぽくない子どもが喜ぶレイアウトになっているのも特徴です。
このマリオの記事もすごいですよね…!!絶対子ども好きですよね…!!

お母さん小学生の時どれだった??
安倍総理大臣がマリオになったの??

興味深々でした!学びの種は色々ありそうですね!!
■12面:読書コーナー
絵本と小学生むけの児童書とそれぞれバランスよく毎回紹介されている印象です!


■13面ー14面:マンガ
「名探偵コナン」と「いろはにほへと新聞部」が毎週1つずつ掲載されています。
息子が一番好きなコンテンツです。毎回3回以上は「これ読んで―」と言われます…。
■15面:ブーム
「ドラえもん」や「鬼滅の刃」など、子どもをグッと引き付ける特集が多いです。
■16面:こどもボイス&ポケモンABC
読者投稿のページです。
■17面:そうか!わかったぞ!
大手学習塾・四谷大塚の記事です。
例えば、こんな感じ!「以上、以下、未満」も分かりやすく解説!
わが子は横の四コママンガが好きだから読みたがりますが…


とか、何とか言って、ちゃんとメインコンテンツを読むことを促しています…(笑)
■18面:チャレンジ道場
大手学習塾・四谷大塚の記事。実際に中学試験で出た問題も出ることもありますが、総じてそこまで難解な問題ではなく、年長でもわかるような問題もあります。
■19面:What’s up? English
1カ月ごとに、フレーズを学んで行きます。例えば12月は”Can you~?”。「~」の部分に毎号色々なワードを入れて学んで行きます。
■20面:ビックリスクープWAO
小学館による記事です。
月額550円はお安いけど、週に1回だと速報性で劣るのか…?
読売KODOMO新聞の素晴らしいところ…それは、何と言っても月額550円で新聞に、そして、社会に触れることができるところです。
■子ども新聞比較(2020年12月時点)
発行日 | 価格 | |
読売KODOMO新聞 | 毎週木曜日 | 月額550円(税込) |
毎日小学生新聞 | 毎日 | 月額1,580円(税込) |
朝日小学生新聞 | 毎日 | 月額1,769円(税込) |
他の2紙は毎日発行されているのに対し、読売KODOMO新聞は週に1回です。なので、1回あたりコストで言うと厳密には割高かもしれませんが…
週1回がちょうどいい!!
これは後程紹介しますが、読売KODOMO新聞を最大限に活用するには、親もある程度読む必要があると思っているのですが、毎日だと疲弊してしまう!!だから、週に1回がちょうどえぇのです。
でも、その分…速報性に劣るのでは…???
たとえば、【令和2年12月10日号】で時事系のニュースは…
※( )内は時事が起こった日付
・BTS兵役の法律動かす(12月1日)
・ドコモ格安プラン(12月3日)
・コロナ自衛隊派遣(12月7日)
・萩野選手復活V(12月3日)
・コロナワクチン 海外認める(12月2日)・・・など。
これを見ると、確かに…遅い…。タイムラグが1週間以上あるものも…!!!
でも…「ナ~ナ~ナ~ナ∼ダイナマイト♪」と私の影響で毎日BTSを歌っているわが子ですが、保育園で「いや~、とうとうBTSが法律も動かしたね~」と友達と会話するわけでもなし。
子どもには、時事性よりも社会をじっくり見てほしい!!この意味でも週1回がちょうどいいと思っています。
【失敗】読売KODOMO新聞のお試し
長男が6歳になる直前の頃、一度、読売KODOMO新聞の試し読みをしたことがあります。試し読み…ということで、新聞を渡して長男がどういう反応するかな?と期待して渡してみました。
しかし、息子が自ら進んで読むのは名探偵コナン君の漫画やねこねこ日本史だけ。そして、大人が読んでほしいと思う時事的なニュースを私が読もうとしても全然聞いていない…。


この状況だけで…「うちにはまだ早い…」と判断してしまい、当時購読はしませんでした。
SNS見てても同じような感想を持たれた方が多いように見受けられます。
今から思えば、特にわが子のように未就学児(または、小学校低学年)の場合、「試し読み」だからと言って、子どもの反応だけを見て購読しようかどうか決めようなんて甘かったんです。自分から率先して新聞を読む子なんてほんの一握りなのではないのかな…。
読売KODOMO新聞を試し読みされる方は、お子様の反応だけで判断せずに、大人が内容をしっかり見て子どもにあっているかどうか確認してあげるのがいいと思います。
要は、子どもに「新聞を読む習慣をつけてほしい」と思うなら、読売KODOMO新聞は、月額550円しかかからないですし、「試し読み」とは言わずに購読前提で進めた方がいいのではないかと、個人的には思います。1回だけじゃ、分からないですからね…

最寄りの新聞販売所によもよると思いますが、我が家の場合、「試し読み」の後に一切勧誘の電話などはなかったです。

試し読みから半年経過…
こちらの記事にも書いていますが…小川大介さんの「頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある」という本で、読売KODOMO新聞がおススメされていたので、我が家でも11月から購読することになりました。
【小学2年生未満必見!】読売KODOMO新聞を楽しむポイント
まずこちらの資料をご覧ください。
■子ども読者プロフィール
「読売KODOMO新聞メディアデータ2020」より引用
これを見ると、読んでいるのは小学校3年生以上が圧倒的に多いです。
そして、男の子と女の子では、女の子の方が読んでいる割合が高いようです。差はかなり開いています…。
つまり…
「小学2年生以下」の「男の子」で読売KODOMO新聞を読んでいるお子さんは少ないのです…。
やはり「小学2年生以下」「男の子」の層にはまだ新聞は早いのか…?


同じような境遇のママさん…、こういう気持ちで取り組んでみてはいかがですか??
とにかく、ハードルをグッと下げるのがいいと思います。
心得① 目的を新聞やニュースに親しむことだけに設定
政治や経済のこと知ってほしい! 自分の意見を持てるようになってほしい…!! 親としてはあれこれ求めてしまいますが、まずはゆっくり着実に進みましょう。導入期の目的は、「楽しむこと」「親しむこと」。
地道に続けて、(来るか分からない)いつか、池上彰さんの本にあるように、大人が読む新聞を毎日少しでも読む…そんな習慣がつけば最高!それくらいの気持ちでやっていきましょう。
心得② 基本的には子どもはニュースに関心を持っていない!
正しくは、「経済や政治など真面目なニュースに関心を持っていない」。
私だって小さい時、親がニュースを見ているのを横で見ていて、いつチャンネル変えられるんだろう…とばかり考えていました。皆さんも小さい時、新聞やニュースを積極的に見ていましたか…?ご自身の幼少期を想像して、わが子が「苦」にならないような活用を意識してみて下さい。
※もちろん中には真面目なニュースでも自分から進んで読むお子さんもいると思います…!うちの子は違った!!
その心持ちの上で、進め方として以下のようなポイントがあります。
① (出来れば…)親が事前に読む!
事前に読むことで、「わが子が自分からは、きっと読まないけど、読んであげたら興味を持ちそう」な記事や、「これは知ってもらいたいな」と思う記事などが一通り分かります。なので、我が家では子どもが読売KODOMO新聞を読むのは、届いた日の木曜日ではなく、たいてい土曜日の朝です。予習というよりも、普通に新聞として読めます。自分の教養のためと思って是非読んで見て下さい。楽しいですよ!
② 子どもと一緒に読む!
これは、子どもが読む時には必ず親と一緒に読むということです。
わが子は記事であろうとマンガであろうと全部私が読み聞かせしています。1人で読めるようになるまで、私もずっと付き合おうと思います。
③ 興味のあるところはとことん付き合う!
マンガでもファッションの記事でもいいんです。お子さんが興味を持っている記事は、「そんなのばっかり読んじゃって…」などと言わないで、せっかくなので付き合ってあげましょう。
新聞を読んでほしいと思っているのに、「この記事はダメ!こっち読みなさい!!」と強制するのでは、本末転倒です。
もし、本を普段あまり読まないお子様だったら、貴重な活字とのふれあいの時間です。
④ 意見を聞く!
心得で「あれこれ求めない」と言いましたが…、私は毎回必ず意見や内容が理解できているかを聞くようにしています。




ほうほう、ちゃんと理解している!!
アメリカ大統領選挙の時の一コマ…








と、何となくでも理解しているなっというのが伝わって、私もすごく嬉しいです。
わが子の場合、聞きすぎると嫌がられるので、毎回質問は少しずつにしています。
…母ちゃん、嫌われたくない…。。。
前述の池上彰さんの本でも、「子どもの『考える力』は家庭で伸ばせる」とありました。
親が地道に「〇〇ちゃんはどう思う?」と問いかけを続けることで、自分の意見を考える習慣がついていくそうです。それを期待して、地道に続けていきたいと思います!!
自己満足です…見て下さい!私の補助教材。
こちらはInstagramでご紹介している私が作った読売KODOMO新聞の補助教材です。
\クリックで拡大できます/
構成としては、ニュースの深堀とクロスワードです。
■ニュースの深堀
例えば…
アメリカ大統領選挙の記事では、アメリカの歴史について学習マンガを読んだり、YOUTUBEを見たり私もしっかり事前に学びました。
アメリカの歴史を紐解くと、「もともとバラバラな国だった」「黒人奴隷制度があった」など、選挙結果にもそれが表れていたり…なんとな~く…息子の頭に入ってくれたらいいな…。
と思っていたら、「民主党」と「共和党」の違いを6歳の息子でもちゃんと理解していました。
また、息子もすごく興味深く取り組んでくれたのは、株価について。先ほどご紹介したマリオの歴史を紹介する記事の時、「株式会社や株、株価」について簡単にまとめた上で、任天堂の株価推移と新聞に掲載されていた任天堂のゲーム機の発売時期の関係性を息子と確認しました。
皆様ご存じの通り、私はこういう教材を作るのが大好きないわば変人なので、楽しんでやっているのですが…
「おいおい!こんなの出来ない…!!」という方に、ネタだけでもご提供出来たら…
twitterで、最新の読売KODOMO新聞でどんな深堀をしているか、どんな発見があったかなどを毎週木曜日or金曜日に発信していこうと思うので、週末にお子様と読売KODOMO新聞を読む時のネタに困ったらご参考にしていただければ幸いです。


■クロスワード
“クロスワードあるある”なのですが、クロスワードって言葉をクロスさせるのにいっぱいいっぱいで、最終的に答えになるワードに無理があります…(笑)。「こわいパン」って…(苦笑)
本当はクロスワードだけでも、他のプリントと同様にダウンロードできるようにしたいのですが…きっと権利関係とか色々あって難しいですね…涙。
お子様の新聞習慣の導入には読売KODOMO新聞!
✔ オールカラーで読みやすい
✔ 価格(月額550円)も発行日(週1回)も無理がない
✔ 真面目要素と子どもが喜ぶ要素のバランスがいい
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